けれど、甘い物好きの私のことを考えて俊が選んだお店。


入りたくないなんて言えるわけがない。




「クリスマスだし、ここで甘いもんでも食べようぜ!」




そう言って、俊は上機嫌のまま店へと入っていった。




仕方なく私も後に続く。





「いらっしゃいませ。お持ち帰りですか?」