「藤原、そんなこと気にしてんの?俺は全然大丈夫だけど。あははっ!」

「笑わんでもいいじゃん。北村君に悪いなぁって思ってたんだから」

「気にしすぎだよ。・・・てか前から思ってたけど、藤原っておもれぇよな」

「あたしが?」

「なんか世話の焼ける妹といるみたい」

「なによそれー!!ガキだなってバカにしてんのー?」

「違う違う(笑)そんなことないって」





でも、お兄ちゃんがいたらこんな感じなのかな?


一人っ子の私はそんな、兄妹のような友達関係が好きだった。


ずっとこの関係を続けていきたいと願っていた。