今日から私はお姫様

そんな若王子さんに追い討ちをかけるように彩華さんがいう。

「わかったでしょ、一貴!

この子のためにも別れなさいよ。」

若王子さんはその言葉に、すっと無表情になった。

これは…ひょっとして大ピンチ?