「嫌がってる?それはお前が奈緒の周りをちょろちょろするからだろ。」 グイグイと双方に引っ張られて、私は痛い痛いとわめいた。 だけどどっちも離す気は無いらしく、私を挟んで火花を散らせていた。 もう、こうなったら…。