スーパーの袋がごろごろと転がる。 「りんご…」 あたしはりんごの心配。 だって、どう対応すればいいの。 「いいから。ベッド、こっち?」 楽だし、いいや。 しばらくは、この腕に甘えてよう…。 頭には冷えぴた。 氷マクラに、体にはたくさんの温かい毛布。 ベッドの近くにすぐ暖房。 「………」