「う~~~~~~~~ん」


「おい北斗、こんな所でふんばるなよ」

「ちげぇよ!悩んでんだよっ!!」




そう、俺は珍しく悩んでいた。




彼女持ちなら避けては通れない、大難関――――。


彼女の誕生日だ。