教師と不良は片想い中

「あの…先生…コレは一体…。」

「ん?まぁ…教室入れば分かるんじゃね?」


テキトー!
この教師めんどくさいからって適当に答えたよ!!

もぉ、ヤダ…。
あたしが俯いていると、


ガラッ!!


先生が勢いよく扉を開けた。


「静かにしろよ〜。え〜と今日はこの教室に仲間が増えマース!んじゃ入ってきて〜♪」

相変わらす適当…何だよ新しい仲間って…。


あたしが心の中で文句を言っていると、教室の中から「早く入ってこーい!」と先生に呼ばれた。


さっきまで騒がしかった教室はとても静かだった。


ふぅ…もぅ、どうでもいいやあたしの高校生活最後の1年なんか…。(高3です!)もぅ、どうにでもなれ!チクショー!

あたしは、意を決して教室に入った。


途端に、「おぉ〜!!」とか、「ぶふぉっ!」などと鼻血を出している人もいた。

何故鼻血?