俺様、先生、執事、幼なじみ、不良、ヤンキー、モヤシ様。

『キャハ!』


意外に、何も話そうとしない女。


俺の体を上から、下まで舐めまわすように見て、


『華奢!』


と、俺に笑って伝えてくる。


別に、否定はしない。


モヤシ男と呼ばれるぐらいの体だから。


『華奢!』


そんな事は、あなたに教えてもらわなくても知ってますから…。


「あのー…。俺に何か用ですか?」


もう、このやりとりに飽きた俺は、面倒くさいと思いつつ謎の女に尋ねてみた。