ねぇ…先生?
どうして切ない顔をするの?
あの時もそうだった…。
先生と体を重ねた後、リビングのソファーに座って、
タバコを吸ってる先生は切ない顔をしていた。
ねぇ…どうして?
「じゃーまたな…」
先生が目を逸らしたまま言った。
「先生…もし…良かったら…寄って行きませんか?」
私の口から思わず出た言葉。
先生は目を見開いて私の顔を見ている。
もしかしたら…この前みたいに無理矢理、体を求められるかもしれない…。
それでもいいと思った。
数多くいるセフレの1人でもいいと思った。
先生に何を言われても何をされても我慢できる。
先生のためだったら何だって出来る。
やっぱり私は、先生の事が好きだから…。
好きで好きでしょうがないから…。



