「今週の土曜日に決まったから」 「えっ?」 何が決まったの? 「ダブルデート。場所は…そうだなぁ…確か、お前って1人暮らしだったよな?」 「そうですけど…」 「じゃー、お前んちで決まりだな」 勝手に決めないでよ…。 「勝手に決めないで下さい…」 「いいだろ?別に…」 先生が私の髪を撫でてくる。 体が"ビクン"と反応する。 「日誌、早く書けよ。書き終わったら送って行くから」 「えっ…」 目を見開いて先生を見る。 「彼氏が彼女の家知らなかったらマズイだろ?」 先生がクスッと笑った。