しばらくして先生の動きが止まった。


私の上で果てた先生は"はぁはぁ"と肩で息をしていた。


そして何も言わずに、私から離れて寝室から出て行った。


ボーと天井を見つめる。


さっきから涙が止まらない。


次から次へと溢れる涙。



「…ウッ……ヒクッ……ヒクッ……」



手で顔を覆って声を殺して泣いた。


今の出来事が夢ならいいのに…。