私の体がフワッと宙に浮いた。 先生にお姫様抱っこされてることに気付く。 「先…生…」 ドキドキして体中が熱くなるのがわかる。 「理性抑えれないって言ったじゃん」 「そうだけど…」 突然過ぎるよ。 心の準備も出来てないのに…。 「イヤ?」 私は首を左右に振った。 先生がニコッと微笑むと、私を抱っこしたままリビングを出た。