俺もこの2人に騙されたって言うのか?
俺はまた信じてたヤツに裏切られたのか?
絢音のときと同じように…。
嘘だろ…。
「さくらっち?どうする?私たちはどっちだっていいのよ。さくらっちが選べるのは…このまま香澄を騙し続けるか…それとも…もうやめて学校にバラされるのがいいか…ふたつにひとつだけだよ」
頭を抱えていた俺に、葉山の冷たい言葉が降り注ぐ。
「まぁ…答えが出たら連絡して」
「わかった…」
俺はそう言うことしか出来なかった。
今はどうしたいのか答えることは出来ない。
俺は翔哉のマンションを後にした。



