「ゴメ…ン…」



先生は苦しそうに言った。



「謝らないで下さい。先生、何か食べました?」


「いや…」


「お粥作りましょうか?お米の場所教えて下さい」


「キッチンの…レンジが…置いてある棚の…下の段…」


「わかりました。先生は出来るまで寝てて下さいね」



私はそう言って、寝室を後にした。