公園で遊んでいると、同い年ぐらいの3人組がやって来た。 真っ直ぐに彗と星に向って歩いてくる。 「何か?」 「お前さ、それでも男なのかよ。女みたいな顔してさ」 リーダーみたいな感じの少年がそう言ってきた。 確かに、彗は女の子みたいな顔付き。 でも、これは生れ付きであって如何にか出来るものではない。 「これがボクだから」 ハッキリと彗は言う。 真実を言っただけなのに、何故か3人は苛立っている。 「うっさいんだよ!!」 突如、殴りかかろうとしてきた。