そんな風に姫と緑が会話していて、彗が珍しく突っかかってこない。 気にせずに携帯をいじっている。 そして、突如携帯を閉じた。 「僕さ、明日学校休むから」 突然立ち上がってそう言った。 「具合でも悪いんですか?」 「違うよ。心配してくれてありがとう」 彗は静かに微笑んだ。 何だか、いつもと様子が違う。 何処かが変。 「じゃあ、如何して?」