首を傾げながら質問を待つ。


言っても良いのか悩みながら口を開いた。


「如何してそこまで無茶をするんですか」


意外な質問に目をパチパチさせた。


無茶をする理由。


「仕事のしすぎは体を壊します」

「…約束したんです。人の為自分の為に頑張るって」


静かに笑った。


それを見てPDは止まった。


約束。


そのせいで真白は無茶してまで仕事を頑張っている。


人の為自分の為に頑張る。


その約束をしたのは姫と。


自分があの約束をしたせいで真白は無茶をしている。


こんな事を望んでした約束ではない。


「如何かしましたか!?」


ハッと我に返り目の前を見た。


心配そうな顔をしている真白がいる。