その時、チャイムが鳴った。 姫は玄関へ向いドアを開けるとそこにいたのは真白。 「えっと…あの…」 何かを言いたげだが言い出せない。 誰が来たのかと思い王子も姿を見せた。 「あれ?真白?」 「王子さん!?」 驚いた表情を見せる真白と王子。 二人如何やら知り合いの様子。 「知り合いなんですか?」 「お世話になってる人の息子」 つまりそれは、あの時真白を迎えに来た女性。 その女性と王子は知り合いで真白にも出会っていた。