笑顔でリズムは言う。


本当に幸せそうな笑顔。


人と同じ様な感じがする。


外見と心は人そのもの。


「学園長の事が本当に大好きなんだな」

「勿論だよ」

「お兄ちゃ~ん」


その時キティが走って駆け寄ってきた。


はぁはぁと息を切らしている。


「マスターが頼んでいた物がないと作業が進まないって」

「じゃあ、俺行くよ」


緑は手を振って見送った。


リズムが去った後に突如誰かに肩を叩かれた。


後ろを振り返るとそこには愛しき人。


「何をしてるんですか?」

「最近さリズムは人らしくなってるよな」

「心は人もアンドロイドも変わりませんからね」


ニッコリと微笑む。