その頃、学園長は学園のいたる所で何かを捜していた。


今迄見た事がない学園長の焦る顔。


「見つかりましたか」


駆け寄ってきた女の子に学園長は首を横に振った。


ガックリと女の子は肩をおとした。


「何処に行ったんですか…リズム」

「お兄ちゃん…」


リズムと言う名の男性。


それが捜し求める者の名。


同時に姫達の元へ現れた男、クラウン。


二人は何か関係しているのだろうか。