ベットにしがみ付いて離れない彗を離し、心臓マッサージを始める。


だけど、一向に心臓は動こうとしない。


彗は涙を流しながら星を見つめる。


目を開けず、笑顔を見える事のなくなった彼女を。


すると、医者はマッサージを止めた。


そして何かを言っていたが彗の耳には入らない。


衝撃が大きすぎた。


涙が止まらない。


今の状況を理解しようとしてるが、理解したくない。


大好きな彼女は、もうこの世にいない。