朝9時起床。 「ふぁ~・・・。そろそろ準備して行くか」 俺は眠たい眼を擦りながら、ダルそうにベッドから腰を持ち上げた。 「あー・・・くそ。ダリぃ・・・」 俺は携帯のディスプレイを見た。 「9時・・・か」 俺ん家は高級マンションの最上階。 「まじダリぃ・・・。学校めんどくせぇ」 でも、学校に行けば会いたい奴が・・・っと言うか、会える。 佐奈。 会いたい。 早く会いたい。