手をひっぱられ、さっき男が走って行った廊下を進んで行く。 どうやら会場は、あたしが進んでいた方向とは真逆の方向にあるらしい。 だから誰も後ろにいなかったのか… てかさっきの生徒たちはどこに行ったんだい? 「あ、会場みえてきたよ!」 そう言って自然と手が離れた。 「ほんとだ…てかもう始まってるかな?」 時間やばいよね? 「そーでもないっぽいよ」 「え?」 あたしは会場のなかを覗いた。