「優− どっか 行こうよぉ」 「えー 忙しいし−」 「なんでぇ−」 ぶすっ と彼女は 頬を 膨らませて すねる え? どういう 流れで 付き合い 始めたのか? 告白したのは 未兎の方から 「好きです 付き合って」 とシンプルに 一言 でも実際は そんな 簡単な ものぢゃなくて 健を 忘れるためであって もう 仲良く 手を繋いで 帰る姿を 見なくて 済む そんなところ だろう