愛しの未兎へ ぷっと 未兎が吹き出すと 前で行事の話しを していた行事委員が 不思議そうに首を かしげた 未兎は 笑いをこらえて先を 読む 「俺は父親の 転勤により 転校することに なりました 突然だったので まともに あいさつもできず 申し訳ない気持ちで いっぱいです」 未兎は優のめずらしい 敬語にまた吹き出しそうになったのを ぐっとこらえて 先へ進む