「え…亜衣、これ、母さん読んだの?」 「うん。読めたって。」 「まじかよ〜。え〜。」 翔くんは、そのまま床に寝転んでしまった。 あたしには聞こえないけれど、何か呟いているようだ。 「大丈夫?」 あたしの言葉に頷いた翔くんの顔は、ゆでだこのように真っ赤になっていた。