俺は肩に置いてある手に、力を込める。 そして、男に笑いかけた。 「お前、亜姫のなに??あ?? こんな浅い時間から酒飲ませやがって」 男の目に一瞬、おびえが走った。 だけど、それもつかの間。 男は俺の手を払いのける。 そして、思いっきり俺を睨みつけた。 「てめぇ誰だよ!!」 俺は亜姫を引き寄せた。 右腕で彼女を抱く。 それから・・・男を睨みつけた。