「・・・そうだな!!!」 俺も、笑った。 「そーそー!!巧はそうでなきゃ!!お調子者でなきゃ!!」 琴音の声に、睦月が頷いた。 真子が少し大きめの声で言う。 「んじゃあ、再度乾杯しなおしちゃいますか!!」 「そーだな!!」 俺たちは、グラスを手に持ち、高々とかかげた。 いつもはクールな睦月の声が、今日はとても陽気だ。