夏休みが終わった。 「おはようございまぁす」 久々に会う生徒達の声が、俺の耳に心地よく響く。 夏休みはほとんど亜姫と過ごしていた。 ・・・バカップルですけど、何か?? いや、読者様の誤解を招きえない気がするんで一応言っときますけど・・・。 触れてませんからっ!! キス以上はしてませんからっ!!! 花火大会の日だって、亜姫をベットに寝かせて、俺自身はソファで寝た。 次の日、見事に風邪になったけど。 「おっはよう♪」 聞きなれた声が、後ろから聞こえてくる。 俺は後ろを向いた。