「・・・巧ってさ、あたしといて、ムラムラしたりしないの??」 花火大会の後、亜姫は俺の家に来ていた。 青い浴衣を着たまま、いつものようにソファの上に寝転がっている。 ・・・寝転がって言うセリフかよ。 向かいのソファに腰を下ろしていた俺は、ため息をついた。 「とりあえず、お前、普通に座れよ。 浴衣、皺つくぞ」 「ねぇ、あたしの質問に答えてよー??」