「巧って、何歳??」 「俺・・・??28だけど」 「そっかぁ・・・あたしと14歳も違うのかぁ」 亜姫がふぅっとため息をついた。 「あたし達って・・・傍から見たら、兄妹なのかな・・・??」 亜姫の言葉に、俺は答えを詰まらせた。 俺は童顔だから、いつも20代前半に間違えられる。 でも、20代前半でも10歳以上の歳の差は、あることになる。 「・・・どうなんだろうな」