「え、あ・・・まぁ、時々。 っつーか、まずは、遅くなってすいませんだろ」 俺は亜姫に釘付けになっていた。 綺麗な彼女から、目が離せない。 「巧も、注意する前にまず、浴衣似合うねって言わなきゃ」 亜姫がにっこりと笑った。 あ、やばい。 顔が熱い。 亜姫がきょとんとした顔で、俺を見る。 「・・・巧??顔真っ赤だよ??」 俺はようやく亜姫から視線をそらす。 そして、しどろもどろで呟いた。