「・・・やっと、気持ちの整理がついたか」 目の前で焼き鳥を頬張りながら、睦月が言う。 俺たちは2人で、いつもとは違う居酒屋に来ていた。 「亜姫ちゃんが、全部話聞いてくれたんだろ?? お前を、受け入れてくれたんだろ??」 俺は頷く。 睦月がやけに嬉しそうに笑った。 「気持ちの整理は・・・だいぶ、ついたかな」 「・・・亜姫ちゃんは天使だな。 いや、神様か」