お風呂から上がると、

クローゼットを開け、

青空のもとへ、ドレスを投げ捨てた。


もう。

これでおしまい。


もう、私の近くに海斗はいない。

もう、、、

会えない。二度と。


そう思うと、

涙が溢れ出てきた。


「ヒック、、海斗、、、ッ」