「それが、お前達がした責任だろ!会社の存続がかかっているんだぞ!」 「―そんなこと、出来るわけないじゃない!」 「何だと?!」 「私が責任もって他の方法で、取引を続けさせて貰えるようにします!だから妹には何もしないで下さい!」 そう言い残し、オフィスを出た。 信じられない。 今まで誇りに思っていた自分の会社が、あんなことをさせようとするなんて…