私はふるふると震えていた。


それに気づいた千恵が話しかけた。


「どしたの?華音」


「千恵…私…私っ…
生まれて初めてデートするの~!!♪」


「ウソッ何だこいつ!生きて16年間デート
してないんだ……ゴホンッえっそうなの?
おめでたいじゃん!!」


「うん♪えへへ」


「じゃあ服買いに行こうよ!明日は、
精一杯おしゃれしないとね」


「ありがと~千恵!」


「服なら任せなさ~い」


千恵は鼻を高くして言った。


そして、私と千恵は服屋についた。