「いだっ!!!!」



激痛が足にはしり

またハルにぃに倒れこむ形で抱きついてしまった。



「おい、お前大丈夫かよ。」


「ごめん。大丈夫」



あたしは、痛みをこらえて立ち上がろうとした。
でも。


「おい、やめろ。」

ハルにぃに腕が捕まって、阻止されてしまった。


そして。


「おい、美妃。こいつの鞄もって先にいってろ。
 俺は、こいつ保健室に連れて行くから。」


そういうと。ポーンとあたしの鞄を投げて美妃にわたした。


美妃は、心配そうな顔をしながらも、ハルにぃの指示に従って行ってしまった。