「あのときは……あれだ。………悪かった」 「馬鹿っ!!」 あたしはぷいとそっぽを向いた。 「実夏。実夏」 だけど、呼ばれたら振り向いちゃって。 「おいで」 手を広げる先生にも、飛び込んじゃうんだ。 「大好き!!」 今度は離さないで。 甘い午後は、あたしとあなたの 秘密の時間――――――――――