歩き出していきなりけいが止まる。 「っ・・・?」 私は首を傾げる。 「えと・・・桜井今どこ?」 あ、そっか。 今・・・どこだ? それに、あきらの家も知らないや・・・。 「近くの公園にでも、来てもらう?」 私は、けいに問いかける。 「あー、そうするか」 けいは少し考えて答えた。