孤高の狼に捧ぐ恋唄



何もかも、これからだったのに。



どうして、近くにきたはずの幸せは、するりと私の手からこぼれてしまったのだろう。



これからずっと、

一緒に笑って、

一緒に泣いて、

一緒に怒って、

一緒に過ごしていけると思ってたのに。



私にはまだ、月のいないこの世界を実感出来ずに、心をさまよわせていた。



でも、ひとつだけわかったことがある。