孤高の狼に捧ぐ恋唄



月にとって、私は手枷でしかない。



今回はすぐにマスターが帰ってきたから良かった。


たまたま運が良かっただけ。


きっともう、次はない。


だから。



それに、月にはマスターがいるから大丈夫。



私も幸せな時間があったから大丈夫……



「ねぇ、あと少しだけ、そばにいてもいいかな?

あなたの意識が戻るまで」



今は少しだけ休むね。


そしてまた会いに行くから。



次は意識がハッキリ戻るまで。



そしたら。