しばらく黙り込んだ私に、羽生さんは話し掛けてきた。



「ショックだろうけど、今はあまり考えるな。

自分の体を心配しろ。

アイツならきっと大丈夫だから」



羽生さんの声が、私の心に染み渡っていく。