中に入ると100人はかるく越えるだろう人がいた。


「おーぉ愛純。ドレス似合ってるぞ♪もう少しこっちにおいで」


言われるまま私はパパに近づいた。


「お集まりの皆様長らくお待たせしました。ここに居るのが我が娘愛純です。よろしくおねがいします」


パチパチ


どうやら私を歓迎してくれているようだった。


「さぁー皆様お待ちかねのダンスパーティーの始まりです。パートナーを見つけてお楽しみください」


私は相手が居ないため壁に寄りかかって食事をしていた。


「愛純ちゃん!!はじめまして。私、斉木永華[サイキエイカ]よろしくね♪年の近い娘居なくて寂しかったんだよね。私と愛純ちゃんは従兄弟だからね」


「従姉妹じゃなくて??」


「…そうだね。そんな細かいこといいじゃん♪」


「あそこのテラスでお話ししよ」


永華の話を聞いていると色々な情報を得ることができた。
永華も私と同じで養女として斉木家に来たのだとゆう。


「愛純ちゃんてさ…なんか同じ切り返ししかしないね。なんかロボットみたい」


「そうですか??」


私がロボットであることは家族以外は誰も知らない秘密なのだ。