長い廊下を男に後ろから肩を押されるようして進む足。 廊下ですれ違う人たちが男の姿に立ち止まり一礼をしている。 私と男が通り過ぎるまで下げ続けられる頭。 重々しく息苦しいほどの緊張感が漂っていた。 頭を下げた人を通り過ぎる度背中に感じる痛いほどの視線に脈が早くなり掌にじわりと汗が滲むのわかった。