「夕飯食べてけば?」 「いいんですか?」 「もちろん!皆で食べよっか☆」 しずみちゃんとは何年ぶりに会って話すだろう。 いくら近所でもあんまり見かけなくなったしなぁ… 「しずみちゃん、お父さんどお?」 「え、あ、お父さんは…」 「千乃ッ!しずみの父さんはもういねぇんだ!!」 …えっ、困惑する。 私は黙ってしずみちゃんを見た。 しずみちゃんは武則に驚いたようで、 武則を見て口をポカンとさせていた。