取り敢えず適当に服を合わせ食堂に向かった。 歩きながら私はふと思い出した。 「そういえば、今日お母様は私にお話があるとか……中原聞いてない?」 「申し訳ありません。私もぞんちておりません。」 「そう、ありがとう。」 お母様からお話だなんて珍しい。 変なことじゃないといいけど…… この後私はとんでもない話を聞くことになる。 そのことで直り始めてた歯車がまた狂い出してしまった。