「寒いなら、ここおいで。」
股の間を指差す。



「まぁ嫌じゃないなら、だけど」


でも…
嫌だなんて言われたら…冗談言える程の余裕ねぇや。





「何もしない…ですよね」
少しためらっているようだ。

「心配すんな。何もしねぇよ。どうする?」
下心バリバリの誘い。
正直、触りたくて仕方ない。


「なら…」
少しずつ寄ってくる。


俺…信用されてるんだな。
嬉しいけど………
信用されている=男として見てもらえていない。

それが悔しかった。