「行ってきまーす」


あたしはウキウキと玄関の戸を開ける。

門の前に立っているのは朔。
生前の時のようにあたしを待っている、

もう二度と見れないと思っていたのにな。



あたしたちカップルは
超がつくほどのバカップル。

朔が死んだあの日、それはとてつもなく大変だったみたい…;