そもそも俺は小雨と面識がない。
だからなんて言い訳していいか悩んでいると、陽菜は勝手に納得したように頷いた。

「あ、小雨が好きだったり?」

「ば、バカ!ちげーよ!」

「ふーん。でも小雨、いい子だからさ。会ってあげてよ。

小雨は4組だからね、篠原くん。」

なんか勝手に誤解されたような気もするが仕方ない。

俺は陽菜に礼を言い、小雨のいる4組へ向かった。