だが、一向に意識が遠のくことはない。
痛みすら感じない。

どういうことだ…?

すると、馬乗りになる陽菜の上に、天使の姿が見えた。

天使は悲しそうに俺を見つめている。

「あと10分です。だけど…あなたはNICOを殺せそうにありませんね。」

天使がすっと手を上げると、大きな鎌が現われた。